イミュータブルインフラ
いみゅーたぶるいんふら
意味
イミュータブルインフラストラクチャとは、一度構築したサーバーなどのITインフラストラクチャの設定変更やパッチ適用を原則として行わず、最新の構成定義から新しく構築した環境へと全体を丸ごと置き換えていく運用手法のことです。日本語では不変のインフラとも呼ばれます。従来のインフラ運用では、稼働中のサーバーに直接ログインしてソフトウェアのアップデートや設定ファイルの書き換えを行い、システムを維持するのが一般的でした。しかし、この方法では長期間の運用によってサーバーごとに微妙な設定の差異が生じ、テスト環境では再現しない障害やトラブルの原因となっていました。イミュータブルインフラストラクチャは、こうした環境差異の問題を解決するために提唱された概念です。サーバーは消耗品として扱い、修正が必要な場合は元の環境を修正するのではなく、正しい状態を定義したコードから新しいサーバー群を自動生成して古いものと入れ替えます。これにより、インフラの再現性と信頼性を向上させることが可能となります。システム開発や運用における品質の安定化に寄与する現代的なアプローチです。
類義語
不変インフラ