キャッシュコヒーレンシ

きゃっしゅこおへれんし

意味

キャッシュコヒーレンシとは、マルチコアプロセッサやマルチプロセッサシステムにおいて、各コアが個別に保持するキャッシュメモリ間で、データの一貫性を維持する仕組みを指します。現代のコンピュータでは各CPUコアが高速なキャッシュメモリを備えていますが、同じメモリ番地のデータを複数のコアが同時に参照・変更すると、キャッシュ間で保持する値に食い違いが生じる可能性があります。キャッシュコヒーレンシは、あるコアがデータを更新した際、他のコアが持つ古いコピーを自動的に無効化または更新することで、常に最新のデータが参照される状態を保証します。この仕組みはハードウェアレベルで透過的に処理されるため、プログラマが明示的な同期コードを記述せずとも、プログラムの論理的な整合性が守られます。

類義語

キャッシュ整合性、データコヒーレンシ

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