分散デッドロック
ぶんさんでっどろっく
意味
分散デッドロックとは、ネットワークを介して相互に連携する複数のコンピュータやノードから構成される分散システムにおいて、複数の処理が互いに相手の保持するリソースの解放を待ち続け、システム全体が停止状態に陥る現象を指します。集中管理型のシステムでは単一の制御装置がリソースの割り当てを一元的に監視できますが、分散システムでは各ノードが自身の管理範囲外の状況を完全には把握できません。そのため、個々のノードでは正常に見える処理の連鎖が、システム全体で見ると循環待ちの状態を形成していることがあり、この複雑な依存関係の解決が極めて困難な技術的課題となります。システム全体の整合性を維持しつつ、デッドロックを検出し解消する高度なアルゴリズムが求められます。
類義語
分散型デッドロック