OverlayFS
おーばーれいえふえす
意味
OverlayFSとは、Linuxカーネルに標準で組み込まれている、階層構造を持つファイルシステムの一つです。下層にあるベースとなる読み取り専用のファイルシステムと、上層にある書き込み可能なファイルシステムを重ね合わせることで、一つの統合されたファイルシステムとしてユーザーに提供します。最大の特徴はコピーオンライト方式を採用している点であり、ファイルが変更された差分のみを上層に保存するため、元のデータを書き換えることなく効率的な変更や上書きを実現できます。この仕組みにより、システム全体のディスク容量を大幅に節約しながら、柔軟なファイル管理を行うことが可能となります。多くのLinuxディストリビューションや仮想化環境の基盤として、現代のインフラ技術において極めて重要な役割を担っているファイルシステムです。
類義語
重ね合わせファイルシステム