レプリケーション遅延
れぷりけーしょんちえん
意味
レプリケーション遅延とは、プライマリデータベースに対するデータ更新が、レプリカデータベース側に反映されるまでに発生する時間差のことです。現代の分散システムやクラウドデータベースでは、データの冗長化と可用性向上のために非同期型のデータ複製が広く用いられていますが、この方式では書き込み処理と読み込み処理の分離に伴い、更新データが転送・適用されるまでのわずかな間に遅延が生じる現象が不可避となります。この遅延の程度は、ネットワークの帯域幅や遅延時間、システム全体の負荷状況、さらには一度に処理するデータ量の多寡などによって常に変動するという性質を持っています。そのため、データ整合性の保証レベルを設計する上で重要な指標となります。
類義語
レプリケーションラグ、複製遅延