冪等性
べきとうせい
意味
冪等性とは、ある操作を1回行っても、複数回繰り返して行っても、システムの状態や得られる結果が全く同じになるという性質のことを指します。もともとは数学の演算における用語でしたが、現代においては情報科学やプログラミングの領域において極めて重要な概念として広く扱われています。情報システムやWebの分野では、同じリクエストや命令をサーバーに対して何回送信しても、データの状態が最初に変更された後と同じ状態に保たれる仕組みを指します。ネットワークの通信エラーやタイムアウトが発生した際に、同じ命令が重複して実行されたとしても、システム全体に予期せぬ不具合やデータの破損が生じないようにするために、現代のシステム設計やAPIの設計段階で積極的に取り入れられている基本的な概念です。
類義語
べきとうせい、イデムポテンツ