RISC-Vベクトル拡張
りすくゔいべくとるかちょう
意味
RISC-Vベクトル拡張とは、オープンソースの命令セットアーキテクチャであるRISC-Vにおいて、データ並列処理を効率的に実行するために規定された標準の拡張仕様のことです。1つの命令で複数のデータを同時に処理する単一命令複数データ処理を可能にし、機械学習、ディープラーニング、画像処理、信号処理などの計算集約的なタスクにおいて、高いパフォーマンスとエネルギー効率の向上を実現することを主な目的としています。従来の固定長ベクトルプロセッサとは異なり、ベクトルレジスタの長さや構成を実装に合わせて柔軟に変更できるスケーラブルな設計を採用している点が大きな特徴であり、小型の組み込み機器から高性能なサーバー向けプロセッサまで、幅広い用途への適応性を備えているという利点があります。
類義語
ベクトル命令、SIMD拡張