増分バックアップ

ぞうぶんばっくあっぷ

意味

増分バックアップとは、直前のバックアップが行われた以降に、新規作成や変更、あるいは削除されたデータだけを抽出して保存する効率的なデータ保護方式のことです。フルバックアップが毎回すべてのデータを丸ごとコピーするのに対し、更新があった差分のみを記録するため、バックアップ処理に要する時間とネットワーク上のデータ転送量を大幅に削減することができます。また、日々のバックアップに必要なストレージ容量を最小限に抑えられる点が大きな利点です。一方で、データを元の状態に復元する際には、最初のフルバックアップデータに続いて、対象期間に作成されたすべての増分バックアップを古い順から正しい順序ですべて適用しなければならないという特性があります。そのため、復元手順がやや複雑になり、手順の不備がデータ復旧の障害になる点に留意が必要です。

類義語

差分バックアップ、部分的バックアップ

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