婉曲(えんきょく)
別表記:婉曲法
否定的な含意を持つ語句の直接表現を避け不快感や困惑を和らげたりタブーを回避したりするために別の表現へ置き換える語法
データ
- 種別
- 概念・思想・理論
- NDC分類
- 801(言語学)
- 原語・原綴
- ギリシア語 εὐφημία / 英語 euphemism
- 品詞
- 名詞
- タグ
概要解説
婉曲とは、否定的な含意を持つ語句を直接用いることを避け、より不快感の少ない言葉や表現に置き換える語法である。会話において聞き手に与える不快感や困惑を和らげたり、話し手が社会的なタブーや不都合に抵触することを回避したりする目的で使用される。日常のコミュニケーションでは礼儀正しさと同一視されることがあり、敬語の一環として活用される言い回しも多く存在する。明言することがはばかられる対象に対しては、それを連想させる別の概念を持ち出す手法が採られ、隠語やスラング、ダブル・ミーニングなどが用いられることもある。しかし、その言い換えが聞き手にとって実質的な意味をなさず不透明であったり、かえって不快感を生じさせたりした場合には、単なるぼかし表現として批判を受けることもある。
語源・由来
この語はギリシア語の euphemia(εὐφημία)に由来する。これは「良い」を意味する eû と、「発言」や「噂」を意味する phḗmē の合成語とされる。古代ギリシアにおいては「神聖な沈黙を保つ」という意味で用いられていたとも言われるが、語の由来や解釈には諸説ある。
関連語
- 関連語
- 敬語 | 隠語 | スラング | ダブル・ミーニング
主要出典
作成:AIにより生成・検証(作成方法)
初版:2026-10-30 / 最終更新:2026-10-30