花崗岩(かこうがん)
別表記:御影石
地下深部でマグマがゆっくり冷却して形成された火成岩の一種で、石英や長石を主成分としガラス質を含まない深成岩。
データ
- 種別
- 自然物
- NDC分類
- 458(岩石学) / 511(土木力学.建設材料)
- 原語・原綴
- ラテン語 granum / 英語 granite
- 品詞
- 名詞
概要解説
花崗岩は、地下の深部でマグマが冷却・固結して形成される火成岩の一種であり、深成岩に分類される岩石である。ガラス質を含まない完全な結晶質の組織を持ち、流紋岩に対応する化学成分を有している。主要な構成鉱物は石英、カリ長石、斜長石であり、さらに黒雲母、白雲母、普通角閃石などを少量含んでいる。有色鉱物の割合は1割程度と少なく、無色や白っぽい鉱物が主成分となるため、岩石全体として白っぽい外観を呈する。建築用などの石材として用いられる場合には御影石とも呼ばれる。結晶が非常に大きく発達したものは巨晶花崗岩(花崗岩ペグマタイト)と称される。また、分布面積が100平方キロメートル以上の大規模な岩体はバソリス(底盤)、それ以下の小規模なものはストック(岩株)と呼ばれる。
語源・由来
英語名 granite の語源は、その粗粒な結晶構造にちなみ、種子や穀粒を意味するラテン語 granum に由来する。日本語の「花崗岩」という名称は17世紀から19世紀頃に成立したとされ、19世紀中頃に granite の訳語として当てられた。
主要出典
作成:AIにより生成・検証(作成方法)
初版:2026-10-12 / 最終更新:2026-10-12