史料批判(しりょうひはん)
歴史学において史料を用いる際に、その史料の正当性や妥当性を様々な側面から検討すること。
データ
- 種別
- 概念・思想・理論
- NDC分類
- 201(歴史学)
- 原語・原綴
- ドイツ語 Quellenkritik / 英語 Source criticism
- 品詞
- 名詞
概要解説
史料批判とは、歴史学の研究において用いられる史料の正当性や妥当性を様々な側面から検討することである。19世紀ドイツの歴史家レオポルト・フォン・ランケが提唱した歴史学的方法に基づいている。1824年刊行の『近世歴史家批判』などを通じて近代歴史学の基礎が確立された。史料批判は一般に外的批判と内的批判に大別される。外的批判では史料の偽造や改変の有無、一次史料に当たるかなどの外的条件を検証する。一方の内的批判では史料の作成者が意識的または無意識的に虚偽や錯誤を報告していないかを検討する。日本においては1898年に原勝郎が論文で訳語を用い、1935年には今井登志喜の『歴史学研究法』で詳細に紹介された。近年では、デジタル技術を導入したデジタル史料批判も提起されている。
語源・由来
ドイツ語の Quellenkritik に由来し、19世紀ドイツの歴史家レオポルト・フォン・ランケの提唱による。日本においては1898年に原勝郎が「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」において「史料批判」の訳語を用いたとされる。
主要出典
作成:AIにより生成・検証(作成方法)
初版:2026-10-12 / 最終更新:2026-10-12