準同型暗号
じゅんどうけいあんごう
意味
準同型暗号とは、データを暗号化された状態のまま計算処理を行い、その結果を復号することで、元の平文に対する計算結果と一致する性質を持つ暗号方式の総称です。通常の暗号方式では、データを処理するために一度復号する必要があり、その過程でデータが外部に露出するリスクが生じます。しかし、この方式を用いることで、データを暗号化した安全な状態を保ったまま、加算や乗算といった任意の数学的処理を施すことが可能になります。近年では、すべての計算に対応可能な完全準同型暗号の研究が進展しており、次世代の暗号技術として大きな注目を集めています。データの機密性と利便性を高次元で両立させる技術として、暗号理論および情報セキュリティ分野における重要な研究対象となっています。
類義語
同型暗号、暗号化計算