IMU統合
あいむとうごう
意味
IMU統合とは、慣性計測装置であるIMUが持つ加速度や角速度の測定データと、GNSSなどの外部センサーや事前の運動モデルから得られる情報を組み合わせることで、移動体の位置、速度、姿勢を高精度に推定する技術およびシステムのことを指します。単体のIMUだけでは、センサー固有の誤差であるバイアスやドリフトが時間の経過とともに蓄積され、長時間の正確な航法が困難になるという課題が存在します。これを補うために、複数のセンサー情報を数理的なフィルター処理を用いて統合することで、誤差を互いに補正し合い、あらゆる環境下でも安定した信頼性の高い自己位置推定を実現することが可能となります。近年の自動運転技術や高度なロボティクス、航空宇宙分野において、中核的な技術として広く活用されているほか、産業用機器やポータブルデバイスの分野でも応用範囲が拡大しつつあります。
類義語
センサーフュージョン、慣性航法