NEON命令

ねおんめいれい

意味

NEON命令は、ARMアーキテクチャに組み込まれたSIMD(Single Instruction Multiple Data)拡張機能で、128ビット幅のベクトルレジスタを用いて同時に複数のデータ要素を処理できる命令セットです。画像のピクセル操作や音声のサンプル演算、動画のフレーム変換など、データが大量に並列化できるタスクに適しています。従来のスカラー命令に比べて演算単位が大幅に増えるため、同等のコードでも実行速度が数倍から十数倍向上することが期待されます。この命令は、整数演算だけでなく浮動小数点演算や論理演算もサポートし、レジスタ間でのデータ転送やシャッフル、飽和演算といった高度な操作も提供します。開発者はC言語の組み込み関数やアセンブリで直接呼び出すことができ、最適化コンパイラが自動的にベクトル化するケースも増えています。

類義語

SIMD命令、ARM、NEON

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