メモリ暗号化
めもりあんごうか
意味
メモリ暗号化とは、コンピュータの主記憶装置であるメインメモリ上に格納されるデータを暗号化し、物理的な不正アクセスや不正な読み取りから情報を保護するセキュリティ技術です。従来のストレージ暗号化が電源を切った状態の静的なデータを保護するのに対し、メモリ暗号化はシステム稼働中の動的なデータを保護する点に大きな違いがあります。CPUのハードウェア機能や専用の暗号化エンジンを利用して処理が行われるため、OSやアプリケーションに大きな変更を加えることなく、透過的にデータの機密性を高めることが可能です。近年のクラウドコンピューティング環境や仮想化技術の普及に伴い、マルチテナント環境における他のテナントや管理者からのデータ覗き見を防ぐ有効な手段として注目を集めています。
類義語
メモリ保護、RAM暗号化