アウトオブオーダー実行
あうとふおぶおーだーじっこう
意味
アウトオブオーダー実行とは、コンピュータのプロセッサ内部において、プログラムで記述された命令の順序に縛られず、データの依存関係を動的に解析しながら、実際に実行可能な命令から順次処理していく高度な制御方式のことです。従来のインオーダー実行方式では、ある命令がメモリアクセスなどの遅延によって足止めされると、後続のすべての命令の処理が待機させられてしまい、プロセッサの稼働効率が低下するという課題がありました。これに対し、アウトオブオーダー実行では、前後関係に依存しない後続の命令を先回りして処理することで、演算器の遊休時間を最小限に抑え、全体の処理スループットを向上させることができます。内部的には、処理結果をもとのプログラムの順序通りに再構築する仕組みも備わっており、外部からはあたかも順番通りに実行されたかのように振る舞う点が大きな特徴です。
類義語
動的計画実行、非順次実行